鈴木文彌(読み)すずきぶんや

知恵蔵mini 「鈴木文彌」の解説

鈴木文彌

NHKアナウンサー。1964年の東京五輪では、スポーツ放送で歴代最高視聴率を記録した女子バレーボール決勝日本–ソ連戦を「いよいよ金メダルポイントであります」と実況、また、同五輪開会式ラジオ放送では、秋晴れの空を「開会式の最大の演出家、それは人間でもなく、音楽でもなく、それは太陽です」と表現し、話題を呼んだ。五輪以外でも野球中継も担当、70年、71年にはNHK紅白歌合戦で総合司会と実況を務めた。82年、NHKを退職後はフリーアナウンサー転身、スポーツ評論家としても活躍した。2013年1月20日、急性肺炎逝去

(2013-1-24)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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