霊長(読み)レイチョウ

デジタル大辞泉 「霊長」の意味・読み・例文・類語

れい‐ちょう〔‐チヤウ〕【霊長】

霊妙な力を備えていて、他の中で最もすぐれているもの。「万物霊長

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「霊長」の意味・読み・例文・類語

れい‐ちょう ‥チャウ【霊長】

〘名〙
① 霊妙不可思議な力を持つ、万物のかしらであるもの。万物の中で最もすぐれているもの。
※本朝文粋(1060頃)三・弁山水〈橘直幹〉「韜坎徳之霊長清引濁」 〔郭璞‐江賦〕
天子としての運勢が長く続くこと。
菅家文草(900頃)七・秋湖賦「其為徳也、霊長爰止」 〔晉書‐王敦伝論〕

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普及版 字通 「霊長」の読み・字形・画数・意味

【霊長】れいちよう(ちやう)

霊妙の徳。その徳がつづく。晋・陶潜山海経を読む、十三首、八〕詩 古より皆沒するり 何人(なんぴと)か靈長にして 死せず、復(ま)た老いず 常の如くなることを得ん

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