霊妙(読み)レイミョウ

デジタル大辞泉 「霊妙」の意味・読み・例文・類語

れい‐みょう〔‐メウ〕【霊妙】

[名・形動]人知でははかり知れないほどに、奥深くすぐれていること。神秘的な尊さをそなえていること。また、そのさま。「霊妙な楽の音」「霊妙不可思議」
[類語]不思議不可思議不可解不審奇妙面妖めんようみょうへんなぞかい奇異奇怪幻怪怪奇怪異神秘霊異玄妙あやかしミステリーミステリアス奇天烈摩訶不思議けったいおかしい面妖奇っ怪奇奇怪怪怪しい伝奇謎めく異常異様不自然奇態風変わり特異異状異例非常別条変ちくりん変てこ変てこりん妙ちきりんおかしな珍奇新奇珍妙奇抜奇警奇想天外突飛ファンシー突拍子もない

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精選版 日本国語大辞典 「霊妙」の意味・読み・例文・類語

れい‐みょう‥メウ【霊妙】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 人間知恵でははかり知れないほどすぐれていること。神秘的な尊さをそなえていること。何とも形容できないほどすぐれていること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「或は卑賤の為めに霊妙(レイメウ)を開き、或は悪女のために霊像を破れて」(出典地蔵菩薩霊験記(16C後)一二)
    2. [その他の文献]〔曹毗‐詠史詩〕

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普及版 字通 「霊妙」の読み・字形・画数・意味

【霊妙】れいみよう(めう)

不可思議のこと。陳・江総〔摂山の棲霞寺に入る〕詩 (こ)の山、靈妙合す 當(まさ)に天地なるべし 石乍(たちま)ち深淺 崖遞(たが)ひに

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