音域 [range](読み)オンイキ

音楽用語ダス 「音域 [range]」の解説

音域 [range]

音域とは、音の幅、(一番高い音~一番低い音)の事を言うのだろと言う位はわかっているが、音域は何処までですか、などと会話されます。楽器で言えば、この音域は演奏可能です、とか、此の音は出ません音域に気を使って、などと、使われます。音域といわれる楽器や人の声の音の幅と同様、人間の幅も似たようなところがあって、楽な音域(環境)での演奏(活動)は、気楽なものである代わりに緊張力は無く、チョット魅力にもかけます。それに反して音域ギリギリの所では、緊張力は高まり、その魅力は限りなく発揮されます、しかしその反面クセの強いものになってしまいます。どちらにしても、程度問題、と言う事でしょうか。感情を無くしたメロディーは狭い音域で表現されます。特に高音域ギリギリでの狭い音域でのメロディーは緊張管と叫びだけです。

出典 (株)ヤマハミュージックメディア音楽用語ダスについて 情報

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