題者(読み)ダイシャ

デジタル大辞泉 「題者」の意味・読み・例文・類語

だい‐しゃ【題者】

題を出す人。特に、詩歌の会のとき、題を選定する人。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「題者」の意味・読み・例文・類語

だい‐しゃ【題者】

〘名〙
仏語。立義(りゅうぎ)にさいし、論題を出してその可否を判定する僧職探題(たんだい)
愚管抄(1220)五「範源法印とて季道入道が子ありき。天台宗碩学題者なり」
問題を出す人。特に、詩歌の会の時、題を選定する人。多く儒者があたる。
兵範記‐仁平四年(1154)四月二〇日「今日秀才両人〈基業、範季〉献策〈略〉未刻、題者、式部権少輔公賢、入自東腋門」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android