僧職(読み)ソウショク

デジタル大辞泉の解説

そう‐しょく【僧職】

僧という職業。僧の身分。
僧のする職務。法会・授戒・灌頂(かんじょう)などの儀式や、その他の寺院・宗派の仕事。
一宗の教師・住職

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世界大百科事典 第2版の解説

そうしょく【僧職】

寺院の管理あるいは法会執行などに関して置かれた機関およびその地位・職務の総称。寺院の管理職では,寺院内にあって僧尼を統轄し,庶務を遂行する三綱(さんごう)が歴史的にもっとも古く,たいていの寺院に存在した。特定の寺院にはその上に別当,鎮,座主(ざす),長者長吏(ちようり),検校(けんぎよう),執行(しゆぎよう)など,寺院を代表する権限を有したものが置かれたが,名称は寺院によって異なる。このほか三綱の下に五師,年預,勾当(こうとう)などがあった。

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大辞林 第三版の解説

そうしょく【僧職】

僧という身分。僧としての仕事。
宗派・寺院などで、僧が受け持つそれぞれの役割・職分。
勅令や官符によって正式に命ぜられる僧の地位や職分。三綱・内供奉ないぐぶ・講師など。

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精選版 日本国語大辞典の解説

そう‐しょく【僧職】

〘名〙
侶の官職務。種々の儀式法会や寺院の経営管理などに関して官符をもって任命された職務。三綱、講師、十禅師、座主、長吏、長者などその数は多い。
公職ではない諸寺、諸宗で定める職務。堂達、書記、侍者など。
③ 一般に一宗の教師、住職などをいう。

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