デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「飯塚盈延」の解説 飯塚盈延 いいづか-みつのぶ 1902-1965 昭和時代の諜報(ちょうほう)活動家。明治35年10月4日生まれ。特高警察のスパイとして,昭和6年再建された共産党の指導部にはいる。7年大森銀行ギャング事件をおこして党の威信を失墜させ,ついで党員の大量検挙にむすびつく熱海事件を手引きした。変名生活のまま,昭和40年9月5日死去。62歳。愛媛県出身。変名は松村昇,峰原暁助。通称はスパイM。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例