威信(読み)イシン

大辞林 第三版の解説

いしん【威信】

威厳とそれに伴う信頼感。 「国家の-をかける」 「 -にかかわる」

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精選版 日本国語大辞典の解説

い‐しん ヰ‥【威信】

〘名〙 人に示す威厳と、人から寄せられる信望。威勢と人望。
※寛永刊本蒙求抄(1529頃)九「三歳居て徼(きょう)外の蛮夷(ばんい)を撫て威信に帰附させたぞ」
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉六「今更復職と云ふも学校の威信に関する訳で」 〔後漢書‐郭伋伝〕

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世界大百科事典内の威信の言及

【階層】より

…社会的資源はだれによっても望まれるものだから,その需要は大きくて供給は相対的に稀少であり,したがってその分配をめぐって競争や闘争の社会関係を生じ,そして結果としての分配は不平等となる。とりわけ勢力と威信のような関係財は,不平等分配であることにその固有の性質があることが注意されねばならない。
[階層的地位の諸指標]
 社会的諸資源の分配の量が,すなわち階層的地位の指標である。…

【権威】より

…この投射が社会的に制度化されて,発信者の側の非強制的指示と受信者の側の内容不問的な自発的服従との間の相互関係として恒常化するとき,権威は本来の形で存立する。権威とよく似た〈威信〉は,特定の勢力や影響力に価値づけを伴う社会的承認が与えられ,それへの服従が,尊敬,崇拝,憧憬,信服等の心理や感情に支えられて成立するのに対して,権威はもはやそうした心理過程を必要としないほどに社会的に制度化され,行為に内在化された関係といえる。 第2に,政治権力が権威を帯びるとき,それは上述の社会的権威とは異質の政治的権威としてあらわれる。…

※「威信」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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