魚蝨(読み)チョウ

デジタル大辞泉 「魚蝨」の意味・読み・例文・類語

ちょう【魚蝨】

鰓尾さいび目チョウ科の甲殻類。体は円盤形で、体長4ミリほど。腹側にある吸盤コイフナなどに付着して体液を吸う。

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精選版 日本国語大辞典 「魚蝨」の意味・読み・例文・類語

ちょう【魚蝨】

〘名〙 甲殻類チョウ目チョウ科の節足動物一種キンギョ、コイなどの淡水魚の体表に寄生する害虫。体長三~六ミリメートル。体は扁平な円盤状で、透明。二個の吸盤で魚に吸着し、針状の口器で血を吸う。四対の遊泳脚をもつ。春先から活動し始め、水中の杭などに産卵する。近縁種には、海水魚に寄生するウミチョウなどがある。うおじらみ。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「魚蝨」の解説

魚蝨 (ウオジラミ)

動物ウオジラミ目の寄生動物の総称

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