鳳詔(読み)ほうしょう

精選版 日本国語大辞典 「鳳詔」の意味・読み・例文・類語

ほう‐しょう ‥セウ【鳳詔】

〘名〙 (昔、中国で後趙の武帝石虎が詔書木製鳳凰の口にふくませたという「鄴中記」の故事による) みことのり。詔勅
明衡往来(11C中か)上末「愚身一人含鳳詔徃反、因之彌無寸暇

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「鳳詔」の読み・字形・画数・意味

【鳳詔】ほうしよう(せう)

詔書。〔中記〕石季皇后上に在り。詔書を爲(つく)り、五色の紙もて鳳の口中に(つ)く。鳳に詔を銜(ふく)み、~轆轤(ろくろ)回轉し、鳳凰飛下す。之れを鳳詔と謂ふ。鳳凰は木を以て之れを作り、五色漆畫(しつぐわ)(うるしえ)し、脚(ちゆきやく)(口と足)に皆金を用ふ。

字通「鳳」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android