黒媛(読み)くろひめ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「黒媛」の解説

黒媛 くろひめ

記・紀にみえる履中天皇の妃。
葦田宿禰(あしだのすくね)の娘。「日本書紀」によれば,磐坂市辺押羽(いわさかのいちのべのおしはの)皇子,御馬(みまの)皇子,青海(あおみの)皇女(飯豊青(いいとよあおの)皇女)を生み,履中天皇5年9月死去したという。羽田矢代(はたのやしろの)宿禰(羽田八代)の娘とする記述もある。「古事記」では黒比売命。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android