Υ粒子(読み)ウプシロンリュウシ

デジタル大辞泉 「Υ粒子」の意味・読み・例文・類語

ウプシロン‐りゅうし〔‐リフシ〕【Υ粒子/ウプシロン粒子】

ボトムクオークとその反クオークからなる素粒子中間子であるボトモニウムの一。質量陽子の約10.1倍、電荷スピンともに0。極めて短い寿命で、電子、μミュー粒子τタウ粒子などのレプトンの対に崩壊する。1977年、米国のフェルミ研究所でL=レーダーマンらにより発見され、ボトムクオークの存在が初めて立証された。ユプシロン粒子。ウプシロン中間子。ユプシロン中間子。

ユプシロン‐りゅうし〔‐リフシ〕【Υ粒子/ユプシロン粒子】

Υ粒子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android