アインシュタインの拡散式(その他表記)Einstein's equation for diffusion

法則の辞典 の解説

アインシュタインの拡散式【Einstein's equation for diffusion】

コロイド粒子の拡散についてアインシュタインにより提出された理論式.コロイド粒子のブラウン運動*は熱運動であるから,もし,コロイド溶液内に濃度の不均一が存在したならば,熱運動の結果,拡散が起きて,やがて濃度は均一となるはずである.これを表すためにアインシュタインが提案したのは

という式であり,これを,アインシュタインの拡散式,ときには「アインシュタインの拡散法則」と呼ぶ.

D は拡散係数(フィックの法則*での),R は気体定数,N はアヴォガドロ定数*,T は絶対温度であるが,η は媒質の粘性,r はコロイド粒子を球と見なした場合の半径である.フィックの法則*,サザーランド‐アインシュタインの式*を参照.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

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