アカオネッタイチョウ(読み)あかおねったいちょう(その他表記)red-tailed tropic bird

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アカオネッタイチョウ」の意味・わかりやすい解説

アカオネッタイチョウ
あかおねったいちょう / 赤尾熱帯鳥
red-tailed tropic bird
[学] Phaethon rubicauda

鳥綱ペリカン目ネッタイチョウ科の海鳥全長約91センチメートルと中形で全身白色。太平洋インド洋熱帯亜熱帯の島で繁殖する。魚やイカを食べ、日本では硫黄(いおう)列島などで繁殖する。

[長谷川博]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のアカオネッタイチョウの言及

【ネッタイチョウ(熱帯鳥)】より

…熱帯アメリカの太平洋・大西洋岸,インド洋に分布する。くちばしも尾も赤いアカオネッタイチョウP.rubricauda(イラスト)は,熱帯・亜熱帯太平洋とインド洋に分布し,日本でも小笠原諸島の西之島,南硫黄島,南鳥島で繁殖している。尾が白いシラオネッタイチョウP.lepturusは,熱帯・亜熱帯海域に広く分布している。…

※「アカオネッタイチョウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む