アキアカネ(読み)あきあかね

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アキアカネ」の意味・わかりやすい解説

アキアカネ
あきあかね / 秋赤蜻蛉
秋茜
[学] Sympetrum frequens

昆虫トンボ目トンボ科のアカネ属の昆虫。日本にもっとも普通にみられるトンボで、一般にアカトンボというときにはこの種をさす。体長約4センチメートルで、6月末ごろに羽化し、いったん高地へ移り、秋には平地に移動する。

朝比奈正二郎


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小学館の図鑑NEO[新版]昆虫 「アキアカネ」の解説

アキアカネ
学名:Sympetrum frequens

種名 / アキアカネ
目名科名 / トンボ目|トンボ科
解説 / 低地から山地の池、ぬま、水田に発生します。羽化後、高原山頂などに移動して夏をすごし、秋に低地にもどり、交尾、産卵します。
体の大きさ / 40mm前後
分布 / 北海道~九州
成虫出現期 / 6~12月

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改訂新版 世界大百科事典 「アキアカネ」の意味・わかりやすい解説

アキアカネ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アキアカネ」の意味・わかりやすい解説

アキアカネ

「ナツアカネ」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のアキアカネの言及

【アカトンボ】より

…日本産の種はアジア大陸の北東部と共通のものが多い。一般に羽化したばかりの成虫では体の地色は全体黄褐色で,成熟によって赤色化するもの(アキアカネ,ナツアカネ,ミヤマアカネ,リスアカネ,マユタテアカネ,ネキトンボなど多数),黒色化するもの(ムツアカネ),青黒色で白粉を帯びるもの(ナニワトンボ)などがある。しかし雌は原則として羽化直後の黄褐色を保ち,例外的に赤化する個体がある(マユタテアカネなど)。…

※「アキアカネ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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