あくちも切れぬ(読み)アクチモキレヌ

デジタル大辞泉 「あくちも切れぬ」の意味・読み・例文・類語

あくちもれぬ

世間知らずの、年少の者をあざけっていう語。
「―ぶんざいで、矢を望まんとは不敵不敵」〈浄・矢口渡
[類語]くちばしが黄色い

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精選版 日本国語大辞典 「あくちも切れぬ」の意味・読み・例文・類語

あくち も 切(き)れぬ

  1. まだ、一人前でない少年若輩青二才を形容していう。
    1. [初出の実例]「主従共にあくちもきれぬ小せがれ共、もとのごとくに札立なをせ」(出典:浄瑠璃・嫗山姥(1712頃)一)

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