アクラネース(読み)あくらねーす(その他表記)Akranes

デジタル大辞泉 「アクラネース」の意味・読み・例文・類語

アクラネース(Akranes)

アイスランド西部の港町漁業セメント工業が盛ん。1998年、フバルフィヨルズル湾を通る全長約5.8キロメートルの海底トンネルが開通し、首都レイキャビクまでの道のりが大幅に短縮された。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「アクラネース」の意味・わかりやすい解説

アクラネース
あくらねーす
Akranes

アイスランドの町。首都レイキャビークの北、ファクサ湾を挟んで対岸20キロメートルの位置にあり、漁業とセメント工業が行われる。人口5431(2000)。セメントは、海底に豊富にある貝殻を吸い上げて砂を除き火山性粘土と混ぜてキルン焼成する。年産13万トン。いくつかの種類があり、国内に自給地名は「畑のある岬」の意。

[浅井辰郎]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アクラネース」の意味・わかりやすい解説

アクラネース
Akranes

アイスランドの南西岸,ファクス湾中の岬の先端にある町。首都レイキャビークの北北西約 20kmに位置する。首都との間に連絡船が運航している。町には同国最大のセメント工場があり,貝殻から年産 10万tを産する。他に魚加工場,市場がある。人口 5239 (1991推計) 。

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