日本大百科全書(ニッポニカ) 「アグニュー」の意味・わかりやすい解説 アグニューあぐにゅーSpiro Theodore Agnew(1918―1996) アメリカの政治家。ギリシア移民の子としてメリーランド州ボルティモアに生まれる。1947年ボルティモア大学法学部夜間部を卒業後、弁護士業に従事。1962年同州ボルティモア郡長に就任。1966年同州知事に当選。1969年からニクソン政権の副大統領、1972年再選。ウォーターゲート事件の審理中に収賄、脱税容疑に問われ、1973年10月副大統領を辞任。保守派の論客として知られた。[藤本 博][参照項目] | ウォーターゲート事件 | ニクソン 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アグニュー」の意味・わかりやすい解説 アグニューAgnew, Spiro Theodore [生]1918.11.9. メリーランド,ボルチモア[没]1996.9.17. メリーランド,バーリンアメリカの政治家。ギリシア系移民の2世。 1947年ボルチモア大学法学部卒業。 57年共和党よりボルチモア郡参事として政界に入り,62~67年同郡長。公民権法成立の際は全米で最初にこれを施行。 67~69年メリーランド州知事。 69年 R.ニクソン政権の副大統領,73年 10月辞任。少数民族系移民の2世が副大統領となったのはアメリカ政治史上初めてであった。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by