化学辞典 第2版 「アジスロマイシン」の解説
アジスロマイシン
アジスロマイシン
azithromycin
C38H72N2O12(748.99).エリスロマイシンから合成される十五員環マクロライド抗生物質.塩酸塩は白色の結晶.融点113~115 ℃.-37°(クロロホルム).グラム陽性菌,グラム陰性菌,マイコプラズマ,クラミジアなどに抗菌力を示す.経口で用いるが,組織移行性が良好で消失半減期が長く,長時間にわたり抗菌作用が持続するという特徴がある.[CAS 83905-01-5]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報