化学辞典 第2版 の解説
アスパラギン酸プロテアーゼ
アスパラギンサンプロテアーゼ
aspartic proteinase
活性中心にアスパラギン酸を有するプロテアーゼ.胃のペプシンやリソソームのカテプシンDなど,酸性条件下ではたらくものが多く,酸性プロテアーゼとよばれることもあるが,中性ではたらく昇圧酵素レニンなどもこのグループに含まれる.プロテアーゼにはこのほかに,金属イオンに依存する金属酵素,活性中心にセリンを有するセリン酵素,活性中心にシステインを有するシステイン酵素(チオール酵素,SH酵素ともよばれる)がある.[CAS 78169-47-8]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報