化学辞典 第2版 「アスピドスペルミン」の解説
アスピドスペルミン
アスピドスペルミン
aspidospermine
C22H30N2O2(354.49).キョウチクトウ科Aspidosperma quebracho-blanco Schlect.,Vallesia dichotoma Ruiz.などに含まれるインドールアルカロイドの一つ.針状晶.融点208 ℃,昇華点180 ℃,沸点220 ℃(167 Pa).-99°(エタノール).λmax 218,255,280~290 nm(log ε 4.52,4.04,3.53~3.40.メタノール).pKa 9.29±0.20.水,有機溶媒に可溶.呼吸器を興奮させる作用がある.LD50 40 mg/kg(マウスの腹膜内).[CAS 466-49-9]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報