アセナフチレン

デジタル大辞泉 「アセナフチレン」の意味・読み・例文・類語

アセナフチレン(acenaphthylene)

芳香族の縮合環炭化水素の一種放射線に対して安定。電線被覆材などの原料として用いられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「アセナフチレン」の解説

アセナフチレン
アセナフチレン
acenaphthylene

C12H8(152.20).アセナフテン蒸気を赤熱した酸化鉛(Ⅳ)の上を通して脱水素させると得られる.結晶.融点93 ℃,沸点103~105 ℃(400 Pa).エタノールエーテルなどに可溶.加熱すれば重合する.また,紫外線照射により二量体を与える.[CAS 208-96-8]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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