アッチカ陶器(読み)アッチカとうき(その他表記)Attic pottery

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アッチカ陶器」の意味・わかりやすい解説

アッチカ陶器
アッチカとうき
Attic pottery

古代ギリシア陶器様式一つ。前7世紀を通じて制作されたと推定される。アテネ中心とするアッチカ地方,キクラデス諸島ラコニアロドス島などに興った幾何学文様の陶器が黒像式陶器に移行する間のものをさす。特徴はそれまで幾何学的,直線的であったものが,有機的で柔軟な文様となり,動物文人物文が導入され,きわめて自由な表現になった点である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む