デジタル大辞泉 「アップクオーク」の意味・読み・例文・類語 アップ‐クオーク(up quark) 第1世代に属するクオークで、電荷が+2/3のもの。記号はu。6種類あるクオークの中で最も軽い。1964年、M=ゲルマンとG=ツワイクが提唱したクオーク模型において予言され、すでにその存在を示す証拠が見つかっている。クオーク理論によれば、アップクオークはダウンクオークとともに核子を構成し、陽子は2個のアップクオークと1個のダウンクオーク、中性子は1個のアップクオークと2個のダウンクオークで構成される。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例