アテトーゼ(その他表記)athetosis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アテトーゼ」の意味・わかりやすい解説

アテトーゼ
athetosis

アテトーシスともいう。手や足の指または,顔面,舌などに,目的のないゆるやかな,うごめくような不随意運動が繰返される状態子供多く舞踏病と区別できないものもある。両側性と一側性がある。このほかに症候性アテトーゼといって,脳性麻痺脳卒中後遺症としてみられるものがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のアテトーゼの言及

【アテトーシス】より

…アテトーゼAthetoseともいう。手足に生ずるゆっくりとした不随意運動の一つで,脳性麻痺のアテトーシス型にしばしばみられる。…

※「アテトーゼ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む