20世紀西洋人名事典 「アドルフボルン」の解説
アドルフ ボルン
Adolf Born
1920 -
チェコスロバキアのイラストレーター,グラフィック・アーティスト。
プラハの芸術工業大学、造詣芸術アカデミーで学び、人物、動物を芸術的に変形し、明確な輪郭で漫画風に描く独特な画風を確立。ジーハのビーテク3部作「ビーテクのひとりたび」(1973年)、「ビーテクのなかまたち」(’74年)、「ビーテクだいかつやく」(’75年)などの近代童話の挿絵のほか、アニーメーション・フィルムの制作を手がける。作品はほかにマツォウレクとのコンビでの人気を博した「ふしぎなでんわ」(’82年、チェコ語の原題は「マッハとシュベストバー」)。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報