アナホリフクロウ(読み)あなほりふくろう(その他表記)burrowing owl

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アナホリフクロウ」の意味・わかりやすい解説

アナホリフクロウ
あなほりふくろう
burrowing owl
[学] Speotyto cunicularia

鳥綱フクロウ目フクロウ科の鳥。全長約23センチメートル、全体褐色で、極端に尾が短いが、足は比較的長い南北アメリカ草原すみネズミジリスをとらえて食べる。昼も夜も活動する。プレーリードッグアナグマなどがあけた地面の穴に、ときには鋭いつめを使って自分で掘り広げて営巣し、6~11個の卵を産む。

[樋口広芳]


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小学館の図鑑NEO[新版]鳥 「アナホリフクロウ」の解説

アナホリフクロウ
学名:Speotyto cunicularia

種名 / アナホリフクロウ
目名科名 / フクロウ目フクロウ科
解説 / 自分でほったあなや、プレーリードッグの巣あなにすんでいます。昼行性で、巣の近くの枝やくいの上によくとまっています。
全長 / 24cm
食物 / 昆虫、小型ほ乳類
分布 / 南北アメリカ
環境 / 砂ばく、草原、農耕地

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