精選版 日本国語大辞典 「あなり」の意味・読み・例文・類語 あ‐・なり 〘連語〙 (動詞「あり(有)」の連体形に伝聞推定の助動詞「なり」の付いた「ありなり」の音便形「あんなり」の「ん」の無表記) あるようだ。あるそうだ。あるという。※竹取(9C末‐10C初)「するがの国にあなる山のいただきに」※徒然草(1331頃)八九「猫のへあがりて猫またに成りて、人とる事はあなる物を」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報