日本大百科全書(ニッポニカ) 「アハダル山脈」の意味・わかりやすい解説 アハダル山脈あはだるさんみゃくJabal Akhdhar アラビア半島東部、オマーン北部にある褶曲(しゅうきょく)山脈。オマーン湾に臨んで北西から南東方向に連なる。アルプス‐ヒマラヤ造山帯に属する。最高峰はシャーム(ウィシャーム)山(3018メートル)。気候は乾燥し植生に乏しいが、放牧地として利用され、谷筋には小麦、ブドウなども栽培される。[末尾至行] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例