アビスパ福岡(読み)アビスパフクオカ

デジタル大辞泉 「アビスパ福岡」の意味・読み・例文・類語

アビスパ‐ふくおか〔‐フクをか〕【アビスパ福岡】

日本プロサッカーリーグクラブチームの一。ホームタウン福岡市。昭和57年(1982)、静岡県藤枝市のクラブチームとして発足。平成7年(1995)に福岡市に移転し、翌年Jリーグ加入と同時に現名称に改称
[補説]「アビスパ(avispa)」はスペイン語熊ん蜂スズメバチ)の意。

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共同通信ニュース用語解説 「アビスパ福岡」の解説

アビスパ福岡

1982年創部の中央防犯ACM藤枝サッカークラブが前身。95年に福岡へ移転して福岡ブルックスと改称した。翌年Jリーグに入会して現チーム名となった。J1とJ2を行き来し、2013~14年には経営難に。5季ぶりにJ1に復帰した21年は過去最高の8位。アビスパはスペイン語で蜂を意味する。本拠地は福岡市のベスト電器スタジアム。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「アビスパ福岡」の意味・わかりやすい解説

アビスパ福岡
あびすぱふくおか

日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)所属クラブ。欧文表記はAVISPA FUKUOKA。法人名は「アビスパ福岡株式会社」。福岡市をホームタウンとし、福岡県を活動区域とする。ホームスタジアムはレベルファイブスタジアム(収容人員2万2563)。チーム名のアビスパ(AVISPA)はスペイン語で「ハチ」の意味。ハチの特性である「集団的行動」「俊敏性」が、チームの目ざす「軽快で統制のとれた多様なグループ攻撃」と一致するためつけられた。マスコットは「アビー」と「ビビー」で、ハチをキャラクター化したもの。クラブカラーはネイビーブルー、シルバー、ブルーベールダンス(濃い緑がかった青)。

 1982年(昭和57)に中央防犯ACM藤枝(ふじえだ)サッカークラブとして静岡県藤枝市に創部。1991年(平成3)に日本サッカーリーグ二部に昇格した。1992年には第1回JFL二部に参加し、翌1993年に一部昇格を果たした。1994年に中央防犯FC藤枝ブルックスと改称、運営法人を設立し、Jリーグ準会員となった。1995年、静岡県内にすでにJリーグチームが二つある(清水エスパルスジュビロ磐田)という事情により藤枝市をホームタウンにできなかった藤枝ブルックスと、Jリーグチームの誘致活動を行っていた福岡市の思いが一致して、ホームタウンを福岡に移転し、福岡ブルックスと改称。1996年にJリーグ正会員となってJリーグ昇格を果たすと同時に、チーム名をアビスパ福岡に改称した。2002年にディビジョン2(J2)に降格、2006年にJ1復帰を果たしたが、2007年にJ2に降格している。

 過去に在籍した選手には、ビスコンティ(1968― 、アルゼンチン)、小島伸幸(こじまのぶゆき)(1966― )、三浦泰年(みうらやすとし)(1965― )がいる。

[中倉一志]

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知恵蔵mini 「アビスパ福岡」の解説

アビスパ福岡

Jリーグに加盟するプロサッカークラブ。ホームは福岡県福岡市、本拠地は同市博多区のレベルファイブスタジアム。運営はアビスパ福岡株式会社(代表取締役社長、大塚唯史)。1982年「中央防犯ACM藤枝サッカークラブ」として静岡県で創設された。93年、日本フットボールリーグ1部に昇格。94年「中央防犯FC藤枝ブルックス」へ改称しJリーグ準会員となる。95年、福岡市に移転し「福岡ブルックス」と改称。翌年、Jリーグに昇格し現チーム名となったが、2002年にはJ2に降格。後、06年と11年にJ1に復帰したものの、ともに1年でJ2に降格した。J1における過去最高の年間順位は2000年の12位。13年10月15日、運営資金約5000万円が不足し経営危機に陥っていることが判明。Jリーグを退会し、下部リーグからの再出発をする可能性も出てきている。

(2013-10-17)

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デジタル大辞泉プラス 「アビスパ福岡」の解説

アビスパ福岡

日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。1996年に加盟。福岡県を活動区域とする。

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とっさの日本語便利帳 「アビスパ福岡」の解説

アビスパ福岡

スペイン語で「蜂」(集団行動や俊敏性などの特性が、チームの目指すサッカースタイルを象徴することから)

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