アフヨンカラヒサル(その他表記)Afyonkarahisarı

改訂新版 世界大百科事典 「アフヨンカラヒサル」の意味・わかりやすい解説

アフヨンカラヒサル
Afyonkarahisarı

トルコ中西部,アンカラの南西約200kmにある同名県の県都。別名アフヨンAfyon。人口13万7411(2003)。古くはビザンティン帝国城砦のあったところ。アフヨンはトルコ語アヘンを意味する。同県はトルコの主要なアヘン用ケシの栽培地域であり,同市は古くからアヘン取引で繁栄してきた。この地方商業交通の中心地で,モヘア毛糸,小麦豆類などの取引も活発に行われる。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android