アブドアルハーディー(その他表記)`Abd al-Hādī

改訂新版 世界大百科事典 「アブドアルハーディー」の意味・わかりやすい解説

アブド・アルハーディー
`Abd al-Hādī
生没年:1889-1970

戦前派アラブ・パレスティナ解放運動の代表的存在で弁護士ナーブルス名望家出身で,1911年パリで7名で秘密政治結社青年〉をおこす。全員イスラム教徒である点が,1875年ベイルートにできた同名結社とは違う。2度の世界大戦の間,ヨルダン国王やアミーン・アルフサイニー関係が深く,亡命をへて,アラブ連盟要職につくが,PLO首脳にはなれなかった。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

20世紀西洋人名事典 「アブドアルハーディー」の解説

アブド・アルハーディー
‘Abd al-Hādī


1889 - 1970
パレスチナの弁護士。
1911年パリで秘密政治結社「青年」を結成する。2回の世界大戦の時、ヨルダン国王やアミーン・アルフサイニーと関係を持ちアラブ連盟の要職に就き、戦前派アラブ・パレスチナ解放運動家として活躍する。しかし、PLO首脳にはなれなかった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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