アブハズ族(読み)アブハズぞく(その他表記)Abkhaz

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アブハズ族」の意味・わかりやすい解説

アブハズ族
アブハズぞく
Abkhaz

自称アプスア。大カフカス山脈の南麓に古くから住む民族で,そのほとんどがジョージア(グルジア)のアブハズ自治共和国に居住する。ジョージアにおける人口は約 10万。紀元初期からすでにグルジア人とは密接な関係があったらしいが,言語,文化のうえでは基本的に北西カフカスのチェルケス族に近い。居住地が亜熱帯に相当するため,ブドウなどの果樹,トウモロコシ,タバコの栽培がおもな生業。集落はチェルケス族のものに共通であるが,住居は1室で内部に男女別の仕切りのない点が異なる。キリスト教,イスラム教が支配的であるが,伝統的な信仰もみられる。

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