ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アブランシュ」の意味・わかりやすい解説 アブランシュAvranches フランス北西部,ノルマンディー地方,マンシュ県の港町,保養地。セー川河口三角江にのぞむ魚介類,家畜の市場町で,メリヤス,銅器製造なども行われる。ガロ・ローマ時代からの町で,ラプラットフォルムと呼ばれる広場には,イングランド王ヘンリー2世が,カンタベリー大司教トマス・ベケットの暗殺を懺悔してひざまずいた 12世紀の舗石がある。第2次世界大戦末期,連合軍のノルマンディー上陸作戦では,パットン中将指揮下のアメリカ第3軍が,ドイツ軍の包囲網の突破口を開いた町。人口 9462 (1982) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by