アマルテア(その他表記)Amalthea

デジタル大辞泉 「アマルテア」の意味・読み・例文・類語

アマルテア(Amalthea)

木星の第5衛星で、すべての衛星のうち3番目に木星に近い軌道を回る。1892年に発見。名の由来ギリシャ神話女神。氷と岩石による非球形の塊。平均直径は約190キロ。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アマルテア」の意味・わかりやすい解説

アマルテア
Amalthea

衛星,木星Vの公式名。のときの平均実視等級 13等,公転周期約 12時間。1つの軸方向に延びたいびつな形をしており,長径 265km,短径 140kmで,長軸方向を常に木星に向けて公転している。 1892年に E.バーナードにより発見された。 1979年に木星に接近した無人探査機ボイジャー1,2号によりアマルテアより内側に新衛星 (木星 XV,XVI) が発見されたので,アマルテアは木星に最も近い衛星ではなくなった。

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デジタル大辞泉プラス 「アマルテア」の解説

アマルテア

ロボットアニメ「機動戦士ガンダム」のテレビシリーズのひとつ機動戦士Vガンダム」に登場する宇宙戦艦。ザンスカール帝国軍の主力戦艦として開発されたアマルテア級宇宙戦艦。全長462メートル。

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