アマルテア(その他表記)Amalthea

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アマルテア」の意味・わかりやすい解説

アマルテア
Amalthea

衛星,木星Vの公式名。のときの平均実視等級 13等,公転周期約 12時間。1つの軸方向に延びたいびつな形をしており,長径 265km,短径 140kmで,長軸方向を常に木星に向けて公転している。 1892年に E.バーナードにより発見された。 1979年に木星に接近した無人探査機ボイジャー1,2号によりアマルテアより内側に新衛星 (木星 XV,XVI) が発見されたので,アマルテアは木星に最も近い衛星ではなくなった。

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