20世紀西洋人名事典 「アメリータガリ・クルチ」の解説
アメリータ ガリ・クルチ
Amelita Galli Curci
1882.11.18 - 1963.11.26
イタリアのソプラノ歌手。
ミラノ生まれ。
ミラノ音楽院でピアノを学び、1906年トラーニでデビューし、続いてローマにおいて現在のローマ劇場であるコスタンツィ劇場に出演する。その後、ヨーロッパ各地に出演し、’16年シカゴに招かれジルダで成功を収める。’21〜31年はメトロポリタン歌劇場を中心に活躍し、その軽妙な歌いぶりは一世を風靡する。’35年喉の疲労のため手術したが、再起が望めず’36年引退。’29年、’35年に二度目の夫のピアノ奏者サミュエルズとともに来日。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報