アユイン

最新 地学事典 「アユイン」の解説

アユイン

haüyne

化学組成Na3Ca(Si3Al3)O12(SO4)の鉱物。らん方石とも。立方晶系,空間群,格子定数a0.9120nm, 単位格子中2分子含む。まれに十二面体または八面体結晶,ふつうは丸い粒状,{111}面での双晶が多い,また繰り返し双晶をなすこともある。ふつう青色,ほかに白~灰・緑・黄・赤色,透明ないし半透明で,ガラス光沢から脂肪光沢劈開{110}に明瞭。硬度5.5~6,比重2.47~2.50。薄片では無~淡青色,光学的等方性,屈折率n1.496~1.505。フォノライト響岩)などアルカリに富み,シリカに乏しい火山岩中で,白榴(りゆう)石・かすみ石などに伴う。日本には産しない。名称は,フランス人の結晶学者R.J.Haüy(1743~1822)に由来。和名は色と結晶系による。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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