nepheline ,nephelite
化学組成(Na, K)AlSiO4の鉱物。KAlSiO4は25mol%まで含む。六方晶系,空間群P63,格子定数a1.00nm, c0.84,単位格子中8分子含む。六方柱状無色,白~灰色結晶,双晶面(
執筆者:宇井 忠英
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
アルカリ火成岩、霞岩、霞石閃長(せんちょう)岩、またとくに霞石玄武岩中に産する鉱物。この場合の霞岩はほとんど霞石と輝石からなり、少量の黄長石などを伴う火山岩ないし半深成岩。霞石閃長岩は霞石、アルカリ長石、アルカリ角閃石、エジリン輝石などからなる深成岩。また霞石玄武岩は、霞石、灰曹(かいそう)長石、輝石、橄欖(かんらん)石のほか、白榴(はくりゅう)石、黄長石、アルカリ長石などから成り立っている。日本では島根県浜田市長浜の霞石玄武岩中、玄武岩中の捕獲岩(ゼノリス)中、スカルン中に少量産する。そのほか、特殊な片麻岩中にも産する。長石と比較して劈開(へきかい)に乏しい。この鉱物を酸に浸すと曇りがかかったようになるところから、「曇り」を意味するギリシア語から命名された。
[松原 聰]
霞石
英名 nepheline
化学式 (Na,K)(AlSiO4)
少量成分 ―
結晶系 六方
硬度 5.5~6
比重 2.6~2.7
色 無,白,灰,淡黄
光沢 ガラス~脂肪
条痕 白
劈開 不完全
(「劈開」の項目を参照)
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NaAlSiO4.少量のKAlSiO4成分を含む(25質量% まで).六方晶系,空間群 P 63.格子定数 a = 1.00,c = 0.84 nm.単位格子中に8個の基本組成を含む.硬度5.5~6.密度2.56~2.65 g cm-3.NaAlSiO4は900 ℃ で高温型かすみ石に,1245 ℃ でカーネギー石に転移する.アルカリ岩の特徴鉱物.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…鉱物名。カスミ(霞)石ともいう。化学成分は(Na,K)AlSiO4で,KAlSiO4は25mol%まで含む。…
※「霞石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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