アラウィ派とシリア内戦

共同通信ニュース用語解説 「アラウィ派とシリア内戦」の解説

アラウィ派とシリア内戦

アラウィ派はイスラム教少数派シーア派の分派で、シリア北西部に多く住む。歴史的に多数派のスンニ派から差別されてきたが、アラウィ派のハフェズ・アサド前大統領が1970年に権力を掌握した後は政権要職を固めるようになった。2011年にスンニ派主導で反体制運動が活発化し内戦に陥った後、アラウィ派、ドルーズ派キリスト教徒など少数派の大半は、政権崩壊後のスンニ派による弾圧への懸念などからアサド政権支持の立場を取っている。(タルトス共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報