20世紀西洋人名事典 「アリスタイドブリアン」の解説
アリスタイド ブリアン
Aristide Briand
1862 - 1932
フランスの政治家。
元・フランス首相。
ナント生まれ。
弁護士として出発したが友人ペルーティエの影響を受けて労働運動に参加、1905年にジョレスらと共に統一社会党を創立した。’06年に文相として入閣し、09年以降首相を11回務めた。第一次大戦後は国際平和に尽力し、ルール地方占領軍の撤退(’25年)、パリ不戦条約(’28年)などが主な業積とされている。これらに積極的役割を示す事で、世界平和に貢献し、’26年12月にノーベル平和賞を受賞した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報