アリババグループ

共同通信ニュース用語解説 「アリババグループ」の解説

アリババグループ

1999年創業で、企業個人を結ぶ電子商取引サービスを手掛ける。本社は中国浙江省杭州市。傘下のアント・グループはスマートフォンの電子決済サービス「アリペイ」を運営する。2020年3月期の売上高は5097億元(約8兆5千億円)。毎年11月11日の「独身の日」セールが有名で、昨年のセールは新型コロナウイルス禍の巣ごもり需要を背景に累計取引額が過去最高の4982億元に達した。(上海共同)

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知恵蔵mini 「アリババグループ」の解説

アリババ・グループ

中国の情報技術関連企業グループ。中国名は「阿里巴巴集団」。1999年6月、中国浙江省杭州市でジャック・マーと18人の創業者により創業され、企業間電子商取引(BtoB)のサポートサイト「阿里巴巴」で急成長。2000年度までにソフトバンク株式会社、ゴールドマンサックスなどから計2500万ドルの融資を受ける。03年5月、消費者向けECサイト「淘宝網(タオバオ)」を設立し、以降、第三者オンライン決済プラットフォーム「支付宝(アリペイ)」、ソフトウェア開発会社「阿里軟件(アリソフト)」などを設立。05年には米国Yahoo!と業務提携しヤフーチャイナを買収、「Yahoo!中国雅虎」を立ち上げた。07年11月に香港株式市場に上場した折には、時価総額2兆円を超え話題を集めた。12年1月時点で、中国全土・インド・日本・米国・イギリスなどの70カ所以上を拠点とし、従業員は2万4000人超、190の国にサービスを提供している。14年9月19日にはニューヨーク証券取引所に上場し、時価総額はトヨタ自動車株式会社や米国フェイスブック、アマゾン・ドット・コムを上回る過去最大規模の約2300億ドル(約25兆円)となった。

(2014-9-24)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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