あります

精選版 日本国語大辞典 「あります」の意味・読み・例文・類語

あり‐・ます

連語〙 (ラ変動詞「あり(有)」の連用形に丁寧の助動詞「ます」の付いたもの) 「ある」の丁寧な表現。ございます。
① 「あり」が、存在する意の場合。
洒落本・意気客初心(1836)附録「言葉東都深川はござんすなり 吉原はありいすなり 京のぎおん町はありますといふ」
② 「あり」が、補助動詞の場合。
※歌舞伎・椀久浮世十界(1686)「『〈略〉やれお忝くあります』なんどと、ざざめき勇む其隙に」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「あります」の意味・読み・例文・類語

あり◦ます

[連語]
「ある」の丁寧な表現。「庭には大きな木が―◦ます」
(「ある」が補助動詞の場合、多く「…であります」の形で)丁寧な断定を表す。「本日当社の創立記念日で―◦ます」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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