山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説
アリー・シール・ナヴァーイー
‘Alī Shīr Navā’ī
1441~1501
ティムール帝国時代の政治家,文人。スルタン・フサインの友人,相談役として政権をささえる一方,多くの学者や芸術家を保護し,みずからも当時最高の文人として,多くのチャガタイ・トルコ語やペルシア語の作品を残した。首都ヘラートの自宅付近に宗教・公共施設群を建設したのをはじめ,各地で建設事業を行うなど,ティムール帝国における文化隆盛の一翼を担った。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報