最新 地学事典 「アルカリ橄欖石玄武岩」の解説
アルカリかんらんせきげんぶかん
アルカリ橄欖石玄武岩
alkali olivine basalt
アルカリ玄武岩の一種。斑晶はおもにかんらん石で,オージャイト(チタン輝石)・磁鉄鉱を伴う。石基は一般にオフィティック組織で,斜長石・単斜輝石(チタン輝石)・かんらん石・不透明鉱物(含チタン磁鉄鉱・イルメナイト)・アルカリ長石からなる。かんらん石は輝石の反応縁をもたず,固結の末期まで晶出を続ける。海洋地域の火山島や大陸内部に産する。ハワイ群島では,モードのかんらん石5%以上で,ノルムne5%以下のアルカリ玄武岩と定義(G.A.Macdonald et al.,1964)。本源アルカリかんらん石玄武岩マグマに最も近い組成をもつ。
執筆者:大沼 晃助
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

