①米国の作家ダニエル・キイスの中編SF(1959)およびそれを長編化したもの(1966)。原題《Flowers for Algernon》。知的障害をもつ主人公チャーリイ・ゴードンの日記の形式を通して語られる、ヒューマニズムに溢れる感動作。中編版はヒューゴー賞受賞(1959)、長編版はネビュラ賞受賞(1966)。1968年、ラルフ・ネルソン監督、クリフ・ロバートソン主演で映画化(邦題『まごころを君に』)。 ②①を原作とした日本のテレビドラマ。放映はフジテレビ系列(2002年10月~12月)。全11回。脚本:岡田惠和。出演:ユースケ・サンタマリア、菅野美穂、吉沢悠ほか。ファンタジックな悲恋もの。 ③①を原作とした日本のテレビドラマ。放映はTBS系列(2015年4月~6月)。全10回。脚本監修:野島伸司。出演:山下智久、栗山千明、窪田正孝ほか。知的障害を持つ青年が脳手術により天才化し、再び知能を失っていくまでの、周囲の人との関わりを描く。