アルダー‐シュタイン則(その他表記)Alder-Stein's rule

法則の辞典 「アルダー‐シュタイン則」の解説

アルダー‐シュタイン則【Alder-Stein's rule】

ディールス‐アルダー反応の生成物立体構造に関する経験則.以下の四つの規則総称である.

(1) 親ジエン基に対してジエンは常にシス付加をする(シス付加則).

(2) 二重結合の重なりが最も大きくなるような配置をとって付加する(一般選択則).

(3) 脂環式化合物の γ-オキシ酸は,互いにエンド型であるときにラクトンをつくりうる(ラクトン則).

(4) 脂環式化合物の1,2-ジカルボン酸はシス型であるときに無水物をつくりうる.

出典 朝倉書店法則の辞典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む