アルバ(読み)あるば

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アルバ」の意味・わかりやすい解説

アルバ
Aruba

ベネズエラ北西部,パラグアナ半島沖約 30kmのカリブ海にある島。オランダ自治領。首都オランニェスタト。小アンティル諸島に属し,キュラソーの西約 80kmに位置する。最高点 165mの平坦な島で,降水量が少なく,飲料水には海水を蒸留している。1634年オランダが占領したが,先住民のインディオはほかの島のように絶滅せず,住民の半分以上がその後裔である。オランダ語が公用語であるが,パピアメント語(スペイン語,オランダ語,ポルトガル語の混成語)が広く用いられている。1634年からオランダ領となりオランダ領アンティルに属していたが,1954年内政自主権を獲得し,1986年オランダ領アンティルから分離した。石油会社エクソンが行なっていたベネズエラからの石油の精製が主産業であったが,1985年に撤退。インディオが描いた古い洞窟壁画,美しい海浜,海岸の奇岩などによる観光業が主産業。面積 193km2。人口 10万2000(2011推計)。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アルバ」の意味・わかりやすい解説

アルバ
あるば

アルバ公

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

マイナ保険証

マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようにしたもの。マイナポータルなどで利用登録が必要。令和3年(2021)10月から本格運用開始。マイナンバー保険証。マイナンバーカード健康保険証。...

マイナ保険証の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android