20世紀西洋人名事典 「アルフレッドケージン」の解説
アルフレッド ケージン
Alfred Kazin
1915 -
米国の文芸批評家。
27歳の時発表した、1930年代末の小説を中心とする散文文学の動向をリアズムの立場から俯瞰した「現代アメリカ文学史」(原題は「故国の土に立ちて」)が代表作。’51年少年期の回想「街の歩行者」を、’65年には青年時代の文学的自伝「三十年代の出発」、’78年文壇回顧録「ニューヨークのユダヤ人」を発表。評論集に「アメリカの小説の現貌」(’73年)ほか。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報