20世紀西洋人名事典 「アルベルトハイム」の解説
アルベルト ハイム
Albert Heim
1849 - 1937
スイスの地質学者。
元・チューリヒ工科大学教授,元・チューリヒ大学教授。
チューリヒ生まれ。
チューリヒ大学卒業後、ベルリンで学び、北欧を旅行する。1873年チューリヒ工科大学教授を経て、1875年チューリヒ大学教授となる。1878年「造山の機構」を発表し、地球の熱的収縮説を説明し地学学会に大きな影響を与える。又、第一次大戦後、「スイスの地質」を出版し、1895年シンプロン・トンネルの掘削の時は地質構造や地下温度の予測を行う。さらにスイス地質委員会長として1894年スイス全土の地質図を完成させる。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報