現代外国人名録2016 「アロルディスチャプマン」の解説
アロルディス チャプマン
Aroldis Albertin Chapman
- 職業・肩書
- 大リーグ選手(レッズ・投手)
- 生年月日
- 1987年9月11日
- 出生地
- キューバ・オルギン
- 経歴
- ボクシングが盛んなキューバのオルギン出身で、幼少時はボクサーを夢見たが、10歳から野球に親しむ。2005〜2006年シーズンに国内リーグ“セリエ・ナシオナル”に、地元オルギンの一員としてデビュー。2006〜2007年には規定投球回に届かない81回3分の1で100三振を奪ってタイトルを獲得。2008〜2009年にはキューバ最速記録となる164キロを記録、130三振で奪三振王にも輝いた。2008年亡命を試みるも失敗し、北京五輪代表から外される。2009年3月キューバ代表としてWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に出場、その左腕に世界中のスカウトが注目した。同年7月国際大会のために滞在していたオランダ・ロッテルダムのホテルから姿を消し、妻子をキューバに残したまま亡命。9月ヨーロッパのアンドラに居住権を申請。2010年大リーグのFA資格を得てレッズと契約し、入団。同年8月3Aで球速169キロをマーク。9月対ブリュワーズ戦でメジャーデビューを果たすと、球速約164キロをマークし、1回を無安打無失点で抑える衝撃デビューを飾った。2012年、2013年は抑えとして38セーブを記録。2014年7月対インディアンス戦でメジャー史上最速となる通算500奪三振(292イニング)を達成。193センチ、88キロ。左投左打。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報